「失礼します」
飄々とした顔で、執務室に入ってくる男に御堂は嫌悪感を隠そうともしない。
「今度は何をしにきた」
詰問するような口調で投げかける。
「嫌ですねえ。何を期待してるんですか。仕事ですよ。
今週の推移のご報告と、あと来週の会議に向けていくつかご相談したいこともありまして」
克哉は片手に持った資料を机に広げながらそう言った。
「ちゃんと受付にもアポを取ってあったでしょう?」
確かに、克哉は正式なアポイントを取っていた。
佐伯克哉は、自分が担当しているプロトファイバーの営業担当だ。
その克哉が、正当法で仕事の話をしに来たというのだから、
拒むわけにもいかず招き入れざるを得なかった。
「では、まずはご報告からさせて頂きます」
そういうと、どういう風の吹き回しか本当にプロトファイバーの進捗について報告をはじめた。
「数字は……好調のようだな」
「ええ、お蔭様で。取引先様にもご好評頂いています。
このまま行けば、以前御堂部長が仰られていた修正目標も達成できるかもしれない」
「……」
「安心して下さい。あんな数字はきっかけにしか過ぎない。
別にどうでもいいんです。あんたが俺に従うなら、何でも良かった」
御堂が憎悪に満ちた目できっと睨み付ける。
「……仕事の話以外は聞くつもりはない」
「ええ、分かっていますよ。では、次回の会議についての打ち合わせをはじめましょうか」
そう言ってカバンから資料を取り出した。



熱の入った打ち合わせの最中、
「失礼します」
そう言って、課の女性が入ってきた。
「コーヒーをお持ちしました」
ティーカップを二つお盆に置いて運んできた。
「ああ、有難う。そこに置いておいてくれ」
御堂は一瞬顔をあげてそういうと、また資料へと戻り克哉に資料の内容について問いかけた。
(完全に仕事モードに入ったようだな)
克哉が薄く笑みを浮かべていることには気付かない。
女性はティーカップを克哉と御堂の元に置くと、克哉に向けて首をかしげにっこり微笑んだ。
克哉もまた営業用スマイルで微笑み返すと、女性に向かい会釈する。
「では、失礼いたしました」
そういって女性は部屋を出て行った。

御堂が克哉の質問に答えながら、ペンを走らせコーヒーを口にした。
ん?と言った表情を浮かべるがそのまま飲む。
克哉はコーヒーには口をつけないでその様子を見ていた。
「佐伯。この数字の根拠は何だ」
「ああ。それはこの配布資料には載せていませんが口頭で説明するつもりで居ました。
こちらをごらん下さい。過去の実績から言っても、おかしい数字じゃないでしょう」
「……なるほどな」

打ち合わせは着々と進み、一時間にも及ぼうとしていた。
御堂の様子がおかしい。
顔が、わずかではあるが紅潮している。
息も少し荒くなっている。
腰が、もぞもぞと動く。
「この、数字に……ついて……だが……」
言葉も途切れ途切れになってきた。
表情は、険しい。
(そろそろ頃合か)
そう思い、克哉は内心ほくそ笑んだ。
「御堂さん」
そう言って、わざと御堂の手に触れる。
ぴくん、と身体が震えた。
「ん……」
「どうしたんですか。さっきから、集中出来ていないようですが」
「……なんでも、ない」
克哉に指摘されたことに動揺したのか、肩を揺らした。
「本当に?」
そういうと、御堂の首筋に、そおっと人差し指を這わせた。
びくり、とまた肩が震える。
完全に動揺しているようで、目が泳ぐ。
「……なんでもないと言っている」
視線を背けた。
「何でもないようには見えませんが。顔も赤いし、息も荒い。
俺が触れただけで、たやすく反応している。
ああ、もしかして俺に何かされることを期待しているんですか?」
「な……」
「すいません、期待していただいていたのに、艶のない仕事の話ばかり」
あくまで営業スマイルを浮かべたまま、克哉は御堂の顔を覗き込んだ。
「……もう、勃ってるんだろう?」
耳元で、飾りを捨てた克哉の低い声が響く。
はっとして顔を見ると、悪魔のような笑みが御堂を見据えていた。
とっさに逃げようと席を立つが、動きは緩慢で、扉まで行かないうちに克哉に捕まえられた。
「くっ……離せ……」
腕の中でもがくが、その手は離れない。
克哉の手が、すう、と股間のモノを撫でた。
「ほら、やっぱり勃ってるじゃないですか。仕事中なのに、厭らしいなあ」
布地を撫でるほどのかすかな刺激にも、御堂は大げさなほどに反応し身体を揺らした。
「くっ……ふぅ……」
「……して、欲しいんだろう?」
耳元で囁く声に必死に抵抗するように目を閉じ、唇を噛み締めた。
「……誰が……」
強がってそう言おうとするが、強すぎる快楽に身体は反応を止められない。
「くっくっくっ……。さすが御堂部長。
こんなに反応しているくせに、強情だな。
本当は、して欲しくてたまらないくせに。この淫乱め」
そういうと、スラックスの前をあけ、御堂のそそり立つ欲望を取り出すと右手でカリを握り締めた。
「あああっ……」
身体がびくびくと二度跳ね、白濁が克哉の手を汚した。
御堂はあまりの刺激に、立っていることすらできずしゃがみこんだ。
「仕事中に俺に何されるか想像しただけで勝手に興奮して一人でイクなんて、
御堂部長は最低の色情狂だなあ」
そういいながら、左手でドアの鍵を閉めた。
「ち、違う……」
「違わない」
そういいながら、しゃがみこむ御堂の前へと進むと左手で顔を上へと向けさせた。
羞恥と未だ残る興奮で真っ赤になった御堂の顔を見ながら、
白濁のついた右手をひらひらと御堂に見せ付ける。
「御堂さん。これを舐めてきれいにしてください」
「なっ……」
「外に洗いに行く訳にもいかないでしょう。
アンタが汚したんだ。アンタがきれいにするのが筋じゃないか。
それともその、きれいに整った髪にでもべったりとなすりつけてやろうか。
きっと、ティッシュくらいじゃ落ちないだろうなあ」
「……それは……やめてくれ……」
「じゃあ、きれいに舐めるんだ」
「う……」
「ほら。床によつんばいになって顔をあげろ。そうして、精液を舐め取るんだ。
誰にもばれたくないんだろう?」
御堂の肩が屈辱に震えている。
ゆっくりと、ゆっくりと身体を四つんばいにすると、首をあげた。
「よく出来た。いい子だ」
そう言うと、手を御堂の顔の前へと持っていく。
嫌悪と恥辱にまみれた顔で、御堂は舌を差し出した。



恐る恐る、御堂が克哉の右手へと舌を這わせる。
自分の放ったものを舐める屈辱に顔は真っ赤だ。
すえた匂いが鼻をつく。
ちろ、と舐めとった。
苦味に顔をしかめながらも、少しずつ舐めとっていく。
「職場で自分の出したザーメン舐めるなんて、変態ですねえ」
上から投げかけられる揶揄にはらわたが煮えくり返る。
「こうしていると、淫乱なペットみたいだ」
そう言うと、克哉が空いた左手で、御堂の髪を撫ぜ始めた。
奇妙なほどに優しく。
「おいしい?」
吐き気を堪えながらなんとか舐めているのが分かっているくせにそんなことを聞いてくる。
聞こえないふりをして、なんとか作業を続けた。
克哉の熱い指が、髪の間を通り抜けていく。
そして、耳元をそっとくすぐり、首筋へと降りていく。
ぴくり。
それだけで、達ったばかりの身体がまた反応する。
(……何故だ……。こんなの……おか……しい……)
佐伯の指が、触れるか触れないかのところで身体を這う。
そのたびに、身体がぴくり、ぴくりとどうしようもなく動く。
気付けば下がまた立ち上がりはじめていた。
思わず舌の動きが止まるが、右手を顔に近づけられて、続けることを要求される。
左手の動きはとまることがない。
本人も気付かないうちに腰が猥らに揺れだすのを見て、克哉はほくそ笑んだ。
ようやく、手にかかった精液すべてを舐め終えて、御堂が顔を離した。
ハァハァと息が荒い。
立ち上がろうとする御堂の髪を掴み、顔を上に上げさせる。
「……もう、十分だろう?」
顔が歪む。
まるで泣き出しそうなほどに。
けれど克哉はそんな御堂にも冷たい笑みを浮かべたままだ。
「……よくできました。でも、こんなもんじゃ、満足できないでしょう?」
そう言うと、御堂の髪を掴み、無理やり立ち上がらせた。
「い、痛……」
「身体、欲しくて欲しくてたまらないんじゃないですか?」
そう言うと、御堂の身体を抱きしめ、後ろへと手を回した。
「……そ、そんなことは……ない……」
否定するが、荒くなる息も、赤い顔も、如実に御堂に起こっている変化を表している。
克哉は左手で、御堂の尻を鷲掴みにして、身体を密着させる。
堅くなった御堂のモノと、克哉のモノが擦り合わせられる。
「嘘は良くないなあ。こんなに堅くしてるくせに」
「んっ……」
布地越しに擦れる感覚に、御堂は身体を震わせる。
克哉のモノもすでに堅くなっていることに気付いて、御堂は身体を捩った。
「催淫剤、ギンギンに効いてるんでしょう?」
「……なっ」
驚いて克哉の手から逃げようとするが、思うように力が入らない。
「ここに来る前に、さっきの女の子にことづけしたんです。
美味しいコーヒーを手に入れたから、御堂さんに飲ませてあげたいって。
これから打ち合わせだから、あとで入れて頂けますか?
って頼んだら、あっさりと承諾してくれましたよ。
味、いつもと違ったでしょう?」
まさか、社内の人間が出したものに何か仕込まれているとは思わなかったから、油断をしていた。
「一度飲んでしまえば、数時間は消えない……。
何度イっても、またしたくなる。
あんたはその間、俺と楽しむしかないんだよ」
そう言うと、ぐっと腰を押し付けて、尻を荒々しくもみしだく。
「んんっ……」
敏感な身体には刺激が強すぎて、御堂の身体がぴくぴくと跳ねる。
「このままでは下着を汚してしまいますよ」
そう言われてはっと顔をあげた。
「脱げよ」
「……嫌だ」
「くくっ、じゃあ何度でもイくがいい」
そういうと、スラックスの上から御堂のモノを荒々しくもみしだいた。
「ん、んんんんんっーーーーー」
あまりの強い刺激に耐えられず、御堂は克哉の腕にしがみついた。
こんなところで出しては駄目だと理性が警告するが、薬に無理やり高められた身体は、押さえが効かない。
「あっ、はっ、んっ……」
克哉の手の動きに合わせて声が漏れる。
出したい出したい出したい。
身体がそう訴えるままに、気付けば腰がより強い刺激を求めて克哉の手に押し付けられていた。
「佐伯……やめてくれ……」
限界を感じて、御堂が助けを求める。
「もう……」
「イきそうか?」
「ぐっ……」
「イけよ。下着をどろどろに汚せばいい。
すえた匂い撒き散らして、誰かにばれてもいいならな」
「……嫌だ……」
「じゃあ、自分で服を脱ぐんだ。言うとおりに出来たら、全部飲んでやる」
「……」
「大丈夫。鍵をかけてあるから、誰も入ってこれない。俺とアンタだけの秘密だ。
催淫剤が効いてるから、どうせアンタは快楽に逆らえない。
だいたい、あの映像があるから俺に逆らえる訳がないんだ。
だったら、後で困らないように、脱いでおいたほうがいいんじゃないですか?」



御堂の手が、おずおずとベルトに手が掛かった。
しゅる、とベルトがはずされて、床に転がる。
陵辱者の前で自ら服を脱ぐという自らの行為に、羞恥で脳が焼ききれそうだ。
スラックスを脱ぎ、下着もおろす。
大きく勃ちあがったものが、外気に晒される。
克哉が見ている。
見られている、のを感じる。
「こい」
そう言うと、克哉が突然手を強引にひっぱった。
「何を……」
足元に纏わり着いていたスラックスのせいでこけそうになり、とっさに克哉の腕にすがり付いた。
そのまま乱暴にソファに投げ出された。
「つっ……」
冷たい目で克哉が見下ろしている。
「足を開け」
言われて、憎悪に満ちた目で睨み付ける。
従うほかないと分かっていても、心だけは従わない、というように。
そんな強情な御堂の姿に冷たい表情の克哉の眉間に深い皺が刻まれた。
「ちっ」
舌打ちをして、強引に御堂の足を押し開く。
そうして、唾液に塗れた唇で御堂のモノを咥え込んだ。
「あっ、んんんんんんっ……」
あまりの刺激に思わず声を上げそうになり、強く口を手で覆い声を抑えた。
「ふ、んーんんっ、ん……」
必死に耐えようとして、自分の指を噛み締めた。
そうする間も、克哉が御堂のものをぴちゃぴちゃと音を立てて舐め上げる。
強い刺激に身体が揺れるたびに、指を強く噛む。
涙目で耐える姿を見た克哉が、咥えたまま薄く笑った。
ついー、と腹を撫で上げると同時にカリを甘噛みした。
「ん……ああっ……」
びくびくと震えると、克哉の口内に白濁が断続的に注がれた。
はあ、はあと息を荒くしながら御堂がソファに沈み込む。
克哉はわざと喉を鳴らして、口の中の欲望の残響を飲み込んだ。
御堂はまだ快楽の強すぎる余韻に朦朧としている。
ぐったりと、降りた手の先には、噛み跡が唾液に光っていた。

「さっきからあんたばっかり楽しんでずるいんじゃないのか」
そういうと、御堂の足を両手で持ち上げ、後孔を舐め上げた。
「んっ」
身体がまた跳ねる。
割りいるように、舌をねじ込んでいく。
その生暖かい感触に寒気がする。
身体をねじって逃げようとするが、抱え込まれた腰は動かない。
蟻の戸渡りをねっとりと舐め上げられると、それだけであっさりとまた勃ち上がりはじめた。
噛み痕のついた手を、克哉が持ち上げた。
「ねえ、御堂さん。後ろも、欲しいんだろう?」
そういうと、自分の熱く勃ち上がったものに御堂の手を宛がう。
服の上からもその堅い屹立が感じられて、御堂は羞恥に顔を染めた。
「……いや……だ……」
克哉は御堂の手をとったままで、スラックスのファスナーをジジジジジ……、と降ろしていった。
まるで自分で取り出そうとしているような錯覚に襲われる。
黒のボクサーパンツの中に、御堂の手をねじり込む。
すでにガチガチになったものの先端からは先走りがぬめぬめと出ていた。
そこに、御堂の手のひらをこすりつける。
「いやだ……やめろ、さえき……」
首をふるが、克哉はやめるはずもなく、よりいっそう御堂の手を穢していく。
すでに全身が性感帯となってしまった御堂は、その刺激にすら敏感に反応した。
薄く開いた御堂の目に、克哉の欲望に濡れた顔が飛び込んでくる。
ハァハァ、と、小さく漏れる息に、自分への欲望を感じる。
「これが欲しくて、しょうがないんじゃないですか?」
前は、一度も触れられていないのに、天に向かいそそり立っていた。
「こんなにして。期待してるんだろう?」
「ん……ちがっ……」
わずかに残る理性を総動員して否定するが、身体は期待に熱しはじめている。
熱い……。
熱すぎて、思考が保てない。
握らされている肉隗が、自分のなかに入り込んでいく錯覚に、御堂は溢れる唾液を飲んだ。
克哉に開かされた足は、もう克哉が抑えてもいないのに、続きを期待するように広げられたままだ。
自分が潤んだモノ欲しそうな目で克哉の肉隗を見つめていることに御堂は気付かない。
唇が薄く開く。
それでも強請る言葉だけは絶対に口にしようとはしない。
「……いい眺めだ御堂。足を広げて、そんなに俺が欲しいか。
前も、触ってもいないのにぎんぎんに勃たせて、期待ではちきれそうなんだろう?」
「……っ!ちがっ、これはお前が薬を……」
「なんでもいいさ。欲しくて欲しくてたまらないのは本当だろう?」
「……」
否定するように、首を振り、足を閉じようとするが、克哉の手がそれを阻止した。
「入れてやるよ。たっぷりとな」
熱い塊が押し入ってくる。
「んんんっ……く……う……」
余りの快楽に、訳が分からなくなる。
足を抱え込まれて、性急に突かれるたびにくぐもった声が上がる。
必死に声を漏らすまいとする姿に克哉の劣情がそそる。
突き入れながら、舌で首筋や頬を舐め上げた。
断続的に与えられる強い刺激に、もう御堂は拒むことすらできず、這う感触を受け止め続けている。
声を上げまいと必死で噛み締める口元へも舌がちろちろと這う。
唇の上を這う、感覚に耐え切れないというように首をふるが、
気にせずに、舌が唇の中へと潜り込もうとする。
唇を噛み締め必死に耐えるが、深く、イイところを一突きされて、思わず声をあげた。
その隙に克哉の舌が潜り込み、蹂躙するように御堂の口内を舐めあげる。
生暖かい肉隗が口内を犯していく。
「ああっ……ん……」
かすれた声が唇からあふれ出す。
「さ、えき……」
「……ん?」
「……さえっ」
「イイか? 御堂」
「……さえ……き……」
熟れきった頭でうわごとのように名前を呼ぶ。
潤んだ目は、快楽の狭間に落ちてもう何も見てはいない。
いつしか、腰は強請るように克哉に合わせて揺れ動いていた。
「さえき……さえき」
まるで恋人を呼ぶかのように繰り返される名前に、克哉の中にどうしようもなく何かが溢れてくる。
「御堂……」
耳元で低くささやけば、ぴくんと身体が揺れる。
「ん、ふ……さえ……」
また名を呼んで、克哉の首筋に顔を擦りつける。
「……もう……」
小さく、消え入りそうな声に、克哉はグラインドを深く、早く上り詰めるために追い上げる。
「ん……あああああっ……」
身体が痙攣するかのようにびくびくと震え、断続的に白濁を溢れさせた。
それにあわせるように克哉も御堂の中に、熱い液を吐き出す。
「……さえき……」
最後にもう一度、ぽつりと名を呼ぶ声が聞こえた。



ぐったりとした御堂が、意識を失っていることに気付き、克哉は苦々しい思いに眉を顰めた。
薬で思う通りにして、散々泣かせて最後にはかすかながらも強請る声まで聞いた。
嗜虐心は思うが侭満たされたはずなのに、ぐったりと意識を失う御堂の姿に、何故か胸がざわめく。
ソファに仰向けに首を投げ出した御堂を見つめると、
何を思ったか、シャツのボタンをひとつ、ふたつ、はずして、
鎖骨に強く痕が残るまで、キスを落とした。













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